空飛ぶ車には優先順位が必要。

2018年10月14日(日)

俺はトラン、よろしくな。

街中でジョジョの奇妙な冒険」が熱いな。今年で連載35周年を迎えたらしいぜ。すげーよな。

ジョジョ」って言やあディオだな。そのディオが言ってるぜ。「思うに自動車という機械は便利なものだが誰も彼もが乗るから道路が混雑してしまう」と。

 

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タクシーの世界でイノベーションを起こしたウーバー・テクノロジーズがこんどは「空飛ぶタクシー」を計画してる(Newsweek2018.10.2)。アニメやSF映画でおなじみの世界がやってくるんだぜ。しかも、環境にやさしい電動式で、かつ、AI(Artificial Intelligence)による航空管制ときてる。これからは、地上305~610メートルの制空権争いに目が離せないぜ。

 

でも、みんなが自由に利用するってのはごめんだぜ。そう、ディオの言うとおりだ。

 提案だが、空の利用の優先順位を決めておくってのはどうかな。それも、安心や安全にかかわる緊急輸送に絞るべきだ。例えば、以下のケースはいかがだろう?

 

◇生命の救急空路搬送

 (参考データ)救急出動件数;634万2,096件(平成29年。総務省

◇逃走犯人の陸・空追跡

 (参考データ)パトカー出動件数;234万822件(平成15年。警察白書

◇高層ビル火災の空中鎮火

 (参考データ)火災の消防出動回数;92,596回(平成22年。総務省

 

けっこうな数出てるんだぜ。

問題は、開発業者がいやがるってことだな。ビッグ・ビジネスチャンスだからな。フリーな利用を求めるだろうな。なんなら公的機関がシステム全体をごっそり買い取るってのはどうだろう

 

思い返してもみてくれ。日本ではIT分野を野放しにした。その結果、業者が乱立し、システム相互の互換性が無くって、ネットワークのもつ強みが死んだよな。

「これは行けるぜ!」っていう基本技術があれば一気に展開させるぐらいの思い切りがないと、競争が激しい国際社会では取り残されるぜ。

 

そこでもういっちょ提案するぜ。新技術の公的購入を議論する、いろんなジャンルの専門家からなる「未来技術選定会議」の設置を。「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!」とは言わせねーぜ。