新たな「嗜好品」鉱脈!?カナダでマリファナが解禁に。

10月21日(日)

  わたしはコノミです。よろしくお願いしま~す。

 学園祭シーズン到来です。わたしもちょっとのぞいてみました。「カジノ」的なイベントが多くてびっくりです!そういえば、IR(統合型リゾート)推進法っていう法律ができましたね。日本でカジノが解禁されること、学生さんたちも意識しているのでしょうか。

 

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 いわゆる「射幸心(しゃこうしん)」を煽るものっていっぱいありますよね。パチンコはよく例に挙げられます。学生さんくらいだとそうですね~、スマホゲームなんかが身近でしょうか。「ガチャ」などギャンブル的な課金システムが問題になりました。「これからどうなるの?」「なにしたらいいの?」っていう不安の中、こうした「はまる」ものに頼っていく傾向が強まるかもしれません

  

 10月17日、カナダでマリファナ大麻)が解禁されました。おどろき~です。麻薬はがんによる痛みをコントロールするのに使われるので、医療用としては認められていたようです。アメリカでもカナダに続いて「嗜好品」として解禁される可能性が高まっています。コカ・コーラなんかはマリファナの薬効成分を使った健康飲料の販売を検討しているそうです(Newsweek2018.10.9)。

 

医療用麻薬消費量国際比較(100万人当たり消費量換算(g)。国際麻薬統制委員会2008-2010)

           日本     カナダ     アメリ

モルヒネ       7.2      191.8     204.5

フェンタニル      93.5        971.8     926.2

オキシコドン     9.8      564.2     660.8

 

 日本では医療用麻薬の使用は進んでいません。どうしても「ダーク」なイメージがあるからでしょう。

 これからカナダやアメリカや他の先進国で「嗜好品」としての麻薬使用が増えていくと、日本でもビジネスチャンスととらえる人がいるかもしれません。そのために、医療用の使用が推奨され、「ダークでない」イメージ戦略がとられるでしょう。

 

 この新しい「嗜好品」鉱脈からは、経験したことのない「リスク」まで掘り当てることになりそうです。